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卒業式の袴 [生活文化・食文化・ファッション文化論]

3月26日(金)

Facebookのある方のタイムラインで、卒業式の袴が話題になっていたので、コメントしたので、備忘として書き留めておく。

大学の卒業式で女子が袴を着用することが多くなるのは、だいたい私の世代(1979年大学卒業)前後から。
大和和紀さんの漫画「はいからさんが通る」、それを原作とするテレビ・アニメ(1978~79年)の影響があったと思う。

それでも、まだ袴着用は半分いってなく、3分の1くらいだった(袴、振袖、洋装スーツが各3分の1ずつ)。

ほとんどがレンタル袴で、自前の袴をあつらえたのは、高校教員になることが決まっていた1人(後の家猫さん)だけだった。

次の画期は、「はいからさんが通る」が南野陽子主演で映画化(1987年12月公開)され、ブレイクした頃。
そこから、矢絣の着物+袴に編み上げのショートブーツを合わせるスタイルが流行る。
私が大学教員になった頃なので、よく覚えている。

それから35~40年以上が経って、いつの間にか小学校女児の卒業式にまで、袴着用が広まったのは驚き。
さらに聞くと、幼稚園女児の卒園式でも。
その場合、トイレが心配になる。
普段と違う服装で間に合わなくなる子がいるのでは。


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