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「日文研」の多様性尊重について [現代の性(一般)]

3月25日(木)

「日文研」の多様性尊重について。
「日文研」は単なる「日本文化研究センター」ではなく「国際日本文化研究センター」であるように、諸外国の研究者を受け入れて日本文化研究を進展させる目的で設置された機関。
京都西郊・大江山の中腹で大勢の外国人研究者が宿舎に住み込んで、研究生活をしてきた。
だから、国際的な多様性を重視するのは、原点であり、当然のこと。

性的多様性についても同様で、諸外国のゲイ/レズビアンの研究者を早くから受け入れてきた。
井上章一教授(現:所長)も「欧米の日本文化研究者にはなぜかゲイの人が多いのだよね」とかなり以前から言っていた。

トランスジェンダーの研究者を共同研究員として受け入れたのも、国内の研究機関では「日文研」が一番早い。
2003年のことで、日本で「LGBTブーム」が起こる10年以上前のことだ。

そうした多様性を原点とし重視する研究機関だからこそ、今回の「事件」は衝撃だったと推測する。
換言すれば、研究者の多様性を否定するような認識をもっている人は、「日文研」の教員として、ふさわしくないと思う。
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