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テレビ朝日「報道ステーション」のCMが理解不能 [現代の性(一般)]

3月24日(水)

最初に見たとき、文字通り「耳目を疑った」。
「ジェンダー平等」を掲げることを「時代遅れ」?
それをテレビ朝日の看板ニュース番組のCMで言う?
しかも、若い女性に言わせる?
どうしてこんなCMが、いくつもの会議を通過して世に出てしまったのだろう?
それともなにか悪い冗談?

?マークだらけだ。

若い女性の視点からすると、職場に赤ちゃんを連れてくることがまったく問題なく容認されているように「ジェンダー平等」は実社会ではもう達成されていて、わざわざ国会で「ジェンダー平等」をスローガンとして唱えるのは「時代遅れ」という、CM製作者の認識なのか?

いったいどこの国の話?
そういう国があったら住みたいよ。

で少し考えて、ああ、なるほど、
このCMは「ジェンダー平等」が達成されて当たり前になった近未来の日本の話なのか・・・。
やっと納得・・・


しないよ!
どこから、近未来だなんて読み取れるんだよ!

【続報(24日14時)】
と怒っていたら、たちまち削除になった。
いったいなんだったんだ?
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「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」報道ステーションの女性蔑視CMがネットで炎上

「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」―。テレビ朝日が22日、ユーチューブやツイッターで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブCMに、「女性蔑視があふれている」「どこまで女性をばかにすれば気が済むのか」などとネット上で批判が集まっている。 (デジタル編集部・北條香子)

CMはテレビ朝日のユーチューブアカウントで30秒版が、報道ステーションのツイッターアカウントで15秒版が公開された。いずれも「これは報道ステーションのCMです。」とテロップが入り、若い女性が「ただいま」と話し掛ける場面から始まる。

ユーチューブ版では、女性は「会社の先輩、産休あけて赤ちゃん連れてきてたんだけど、もうすっごいかわいくって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」と笑う。続けて、「化粧水買っちゃったの。もうすっごいいいやつ。それにしても消費税高くなったよね。国の借金って減ってないよね?」と語る。

ツイッターの15秒版では、同じ女性が「いい化粧水買っちゃった!消費税は高くなったけど、今のうちにお肌に手をかけていれば、裏切らないじゃんと思って」と屈託ない様子を見せる。

ユーチューブ版・ツイッター版ともに、女性の「9時54分!ちょっとニュース見ていい?」との言葉にかぶせて、画面に「こいつ報ステみてるな」との文字が大写しされた後、報道ステーションの番組ロゴが表示されて終わる。

このCMに対し、ツイッターでは「ひどすぎる、涙出てきた」「若者や女性を無知枠に当てはめている」「『こいつ』って何様?」といった批判が相次いだ。「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」との表現についても、「世界経済フォーラム」が2019年に発表した男女格差を示すジェンダーギャップ指数で日本が153カ国中、121位だったことを例に取り「この国でジェンダー平等ダサいって言えると思ってるのか」などと嘆く投稿が並んだ。

『東京新聞』2021年3月24日 07時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93358
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「女性蔑視」指摘受けた報道ステーションのウェブCM、テレビ朝日が取り下げ

テレビ朝日は24日昼、ネット上などで「女性蔑視だ」と指摘を受けた報道番組「報道ステーション」のウェブCMを取り下げ、「不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止める」と謝罪した。

テレビ朝日のユーチューブアカウントや報道ステーションのツイッターアカウントに22日に公開されたウェブCMは、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」などと語った後、画面に「こいつ報ステみてるな」との言葉が表示される内容だった。

ツイッターには「女性をばかにしている」などと批判の声が上がる一方、「今どきジェンダー平等なんて当たり前ってことじゃないの」とCMの内容を違和感なく受け入れる意見もあった。

CMはユーチューブでもツイッターでも24日昼ごろに削除され、見られなくなった。報道ステーションのツイッターアカウントは同日午後0時56分、「今回のWebCMについて」として、CMの狙いを伝える文書を掲載した画像を投稿した。
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画像の文書では「幅広い世代の皆様に番組を身近に感じていただきたいという意図で制作しました。ジェンダーの問題については、世界的に見ても立ち遅れが指摘される中、議論を超えて実践していく時代にあるという考えを伝えようとしていたものでした」と説明した上で、「その意図をきちんとお伝えすることができませんでした」とした。「不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止め、お詫びするとともに、このWebCMは取り下げさせていただきます」と謝罪した。

東京新聞は同日午前、テレビ朝日広報部に取材を申し込み、質問事項を書面で提出した。同社広報担当者は「回答については検討する」としている。

『東京新聞』2021年3月24日 13時36分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93465
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