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『ジェンダー分析で学ぶ 女性史入門』の目次 [お仕事(執筆・成果)]

3月12日(金)
総合女性史学会 編『ジェンダー分析で学ぶ 女性史入門』(岩波書店)
ジェンダー分析で学ぶ女性史入門.jpg
目次が出ました。

カバー表紙の折り返し部分に、
「ジェンダー分析はおもしろい! 古代から中世、近代、そして現代に至るまで、気鋭の研究者たちが、男女の関係を軸に注目のテーマを分析し、これまで見えてこなかった新しい歴史像を掘り起こす。1990年代から本格的に導入され、女性史研究を深化させたジェンダー分析の成果と手法をわかりやすく紹介する入門書。」
とあります。

たしかに、ほとんどの執筆者は「気鋭の研究者」だが、明らかにポンコツの怪しい研究者が1人混じっています。
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序 ジェンダー分析はおもしろい!(服藤早苗)
第Ⅰ部 古代から現代へ
・女官は、なぜ古代社会で活躍できたのか(伊集院葉子)
・古墳時代の首長と女性人物埴輪(日高 慎)
・中世を導いた女院たち―ジェンダー視点で読み解く女院と院政(高松百香)

・檀那と呼ばれた尼たち―ジェンダー視点でみる中世禅宗寺院の成立と経営 (小西洋子)
・浄瑠璃・歌舞伎から読み取るジェンダー(中臺希実)
・遊廓と遊女――芸娼妓解放令を中心に(人見佐知子)
・女性画家の描いた「銃後」―視覚イメージのジェンダー分析(吉良智子)
・絵本にみる主婦/労働者としての母親像―戦前・戦後の『キンダーブック』をてがかりに(宮下美砂子)
・別学・共学論争からジェンダーに敏感な教育へ(友野清文)
・地域女性史における聞き書きの可能性―「地方」とジェンダーの視点から(柳原 恵)

第Ⅱ部 テーマと方法
・男性史の方法とその可能性(加藤千香子)
・「LGBT」史研究と史資料(三橋順子)
・商業的性搾取に抗する闘いの歴史(古橋 綾)

あとがき
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