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「辛い漬物」の起源・四川泡菜 [生活文化・食文化・ファッション文化論]

2月6日(土)

最近、韓国と中国が「辛い漬物」の起源をめぐって揉めている。
韓国側は、もちろんキムチが起源だと主張するが、中国側は四川省の伝統的な漬物「泡菜pàocài」が起源だと主張する。

四川・泡菜は、様々な野菜を、生姜や唐辛子や花椒とともに塩水に漬け込んで作る発酵食品のこと。
食文化論的に言えば、この種の野菜の発酵食品の起源地としては、四川省のような照葉樹林鯛の方がふさわしいと思う。
四川泡菜.jpg
また、韓国のキムチに必須の唐辛子(メキシコ原産)は、南蛮貿易で日本が輸入したものが、16世紀末~17世紀初に朝鮮半島に伝わったもので、それほど古いものではない。

とはいえ、韓国では、来韓した欧米人に無理やりキムチを食べさせて「キムチ、好きですか?」と問い、その答えによって親韓度を測るようなお国柄。
簡単に引き下がるはずがない。i
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