SSブログ

「性同一性障害」の医療の「古典」書籍 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月29日(火)

「LGBTQコミュニティ・アーカイブ」に、日本における「性同一性障害」問題の嚆矢である高橋進先生の『 性的異常の臨床』(金剛出版、1983年)を入れる目処がついた(私が自費で購入して寄贈)。

1995~96年に、埼玉医科大学で「性同一性障害」の医療が始まる10数年前に、この問題に気づいていた精神科医がいたことの証明になる本。

関係者でも、持っている人は少ないと思う。
でも、こうした「古典」を揃えておくことも、アーカイブの使命だと思う。

さらに、穴田秀男『性は変えられるか : 性転換症の医学的解明』(メディカルトリビューン日本支社、1976年)も入手。

これで、戦前の「変態性欲」観から、戦後の「性転換症」を経て、「性同一性障害」概念が立ち上がってくる経過をたどれるはず。

どなたか、このテーマで修士論文、書きません?


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。