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LGBTの老後問題 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月29日(火)

やっと「病院に行ってきます」宣言。
https://twitter.com/cafeokamalt/status/1310766269088452610
お店がしばらく休業になるのは残念だけど、ともかくよかった。
検査&診察で、病状と原因がはっきりすれば、その後のことも見えてくるし。

ご本人が「病院に行く」と宣言してくれたので、心配していた人から情報が入るようになった。
やっぱり程度の差はあれ、「あれ?様子が変だな」という感じで異変に気づいていたお客さんは、多かったようだ。

今後は、検査&診察の結果にもよるが、最悪の場合は、お店を続けるのが難しいかもしれない。

コミュニティにとって大切な人。
皆ができる範囲で支えていくことが大事だと思う。

身寄りのない単身LGBTの老後問題が、最初に公に問起されたのは、私が知る限り、1990年公開の映画『Mr.レディ 夜明けのシンデレラ』(東宝)だった。

主人公(片岡鶴太郎)が世話になるゲイ・バーのママ(小野寺昭)がケチなのは、従業員の老後のために貯金しているからという設定だった。

それから30年、声は上がるけど、実際には何も対応がなされなかった。

欧米にはあるLGBT専用の老人ホームのようなものは日本では、残念ながらまだない。
それどころか、一般の老人ホームへの入所さえ、ちゃんと想定されていないように思う(とくにTの場合)。

ゲイの識者に聞いたところでは、ゲイの人生季節感は「春夏夏夏夏・・・・秋」で「冬」は来ないことになっているのだそうだ。
だから人生の「冬支度」をしようとしないらしい。

でも、当たり前のことだが、誰にでもやがて「冬」は必ず来る。

とはいえ、まさか、親しい人のことで、この問題(LGBTの老後問題)に向き合うことになるとは思わなかった。


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