SSブログ

私の意見具申を取り入れていただいた部分 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月24日(木)

「日本学術会議」の「提言」の本文7頁。
3)法的性別変更意思の慎重な確認(1-c)については、一般に未成年者の法律行為には保護者の同意が必要であることから、未成年者が衝動的に法的性別を変更することは制度上防ぐことができる。また、未成年者に限らず、トランスジェンダーの性別変更意思が確定的であることを担保するために、申告から一定期間経過後に性別変更の記載をすることや、家庭裁判所が意思確認をすることなどが考えられる。

この部分(とくに後半)は、私の意見具申(安易な性別変更を防止するためにいくつかの方策)を取り入れていただいた。

私が提案した方策は
① 家裁での審判システムを残す。
← 形式的であっても乱用防止の効果
② 「お試し期間」(Real Life Experience)を設ける。
← 性別移行の実質性の担保
③ 興味本位の乱用や再変更の頻発を防止する工夫。
→ 申請と許可の間に「熟慮期間」として一定期間(1年)を置く。
→ 「お試し期間」を兼ねる
さらに、「妄想」による性別変更を防止するための精神科医による除外診断。

正直に言うと、「日本学術会議」分科会に参考人として呼ばれた(2020年3月)ので、かなり気合を入れて、意見具申をしようとしたら、私の意見よりずっと急進的な「提言(案)」がすでに用意されていて、結局、私の意見具申は慎重論的な形で取り入れていただくことになった。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。