「アーカイブ」の分類体系を考える [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]
3月20日(日)
「LGBTQコミュニティ・アーカイブ」の収蔵予定書籍リストを見ながら、分類体系を考える。
というのも、このアーカイブの場合、一般の図書館で使われている「日本十進分類法」がまったく役に立たない。
なぜなら、ジェンダーやセクシュアリティという概念がまだない、大昔に作られた枠組みだから。
ジェンダーに関する書籍は、「社会科学」(300)の中の「社会学」(370)の「 家族問題、男性・女性問題、老人問題」(376)にほとんど押し込められてしまう。
セクシュアリティに関する書籍は、もっとひどくて、行き場がない。
同性愛関連の書籍は一昔前なら「社会病理」(368)に分類されてしまう。
拙著『女装と日本人』みたいに歴史が入ると、「風俗史、民俗誌、民族誌」(382)になってしまう。
セクシュアリティとジェンダー関係の書籍がほとんどの「アーカイブ」では、使い物にならないので、独自の分類体系を考えないといけない。
これがとてもたいへんな作業で、無い知恵を絞ってもう10回くらい手直ししているけど、まだ満足がいかない。

ということで、いっそうのご支援、お願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/lgbtq-archives
「LGBTQコミュニティ・アーカイブ」の収蔵予定書籍リストを見ながら、分類体系を考える。
というのも、このアーカイブの場合、一般の図書館で使われている「日本十進分類法」がまったく役に立たない。
なぜなら、ジェンダーやセクシュアリティという概念がまだない、大昔に作られた枠組みだから。
ジェンダーに関する書籍は、「社会科学」(300)の中の「社会学」(370)の「 家族問題、男性・女性問題、老人問題」(376)にほとんど押し込められてしまう。
セクシュアリティに関する書籍は、もっとひどくて、行き場がない。
同性愛関連の書籍は一昔前なら「社会病理」(368)に分類されてしまう。
拙著『女装と日本人』みたいに歴史が入ると、「風俗史、民俗誌、民族誌」(382)になってしまう。
セクシュアリティとジェンダー関係の書籍がほとんどの「アーカイブ」では、使い物にならないので、独自の分類体系を考えないといけない。
これがとてもたいへんな作業で、無い知恵を絞ってもう10回くらい手直ししているけど、まだ満足がいかない。

ということで、いっそうのご支援、お願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/lgbtq-archives
2020-09-21 00:59
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