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神田小川町の「土地の記憶」 [性社会史研究(一般)]

9月13日(日)


1910~20年代に「変態性欲」論の中心人物として活躍した性科学者・羽太鋭治博士の診療所が東京・神田小川町であったことを知る。

戦後、1950年代に『第三の性』などを編纂した性科学者・太田典礼博士の研究所も神田小川町だった。
そして、今、神田小川町には「はりまメンタルクリニック」がある。

神田小川町は、かつては東京市(都)電、現在は東京メトロの路線が交差する交通至便の地だが、けっして広い街ではない。

そこにこうした連鎖(羽太鋭治→太田典礼→針間克己)がある。
「土地の記憶」(地霊)を感じてしまう。
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