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安倍内閣の終焉 [政治・選挙]

8月28日

昨夜、麻生さんが急遽、麻生派の幹部会を開いたあたりから、これは・・・と思った。
その時点で、麻生さんは(当然のことながら)「辞任」を告げられていたはず。

稲田朋美幹事長代理のインタビュー。
稲田さんは、事前に「辞任」をまったく知らなかったようだ。
「驚愕」「まったく予想してませんでした」
後継選出方式は「幹事長一任」。

現在の最重要課題であるコロナ対策担当の西村康稔.経済再生担当大臣も「知らなかった」のか・・・。
本当だとすると、やはり「政権投げ出し」だな。

安倍首相の辞任記者会見
「6月の定期健診で、再発の兆候が見られると指摘を受けた。先月なかごろから、体調に異変が生じ、体力を消耗する状況となった」
今日の会見の顔色と口調からすると、薬は効いていると思うが、やはり気力が尽きたのだろうな。
「24日(月曜)に診察を受けた後、(辞任を)判断」
在任記録を達成したからではないのか?

【第二次安倍内閣の成果】
改 憲 ほとんど進展なし。

経済再生(アベノミクス) 株価は改善したが、格差は拡大。
 消費税は倍(5→8→10%)に。最後は大きく腰砕け。

対米外交 トランプの第一の「ポチ」になった(最大の成果)。

対ロ外交 プーチン大統領に会った回数は新記録。
 しかし北方領土問題はまったく進展なしどころか後退。

対中外交 中途半端で成果なし。

対韓外交 最悪状態に。

拉致被害者問題 政権の「看板」に使っただけ。何も進まず。

集団自衛権 「国防」の理念が基本的に歪んでいる。
 「軍事」知識を理解する能力がないから変になる。
コロナ感染症対策 永遠のレガシーとしての「アベノマスク」。

令和改元 万歳の時、畳の縁を踏む非礼。
 「玉(天皇)は利用するもの(本当の尊王ではない)」長州の伝統を継承。

首相在任期間 長州閥の大先輩・桂太郎首相を抜く。

連続在任記録 大叔父の佐藤栄作首相を抜く。

モリ・カケ・サクラ 政治家としての倫理観の欠如が露わに。

贈る言葉 「李下に冠を正さず、瓜田に靴を入れず」

総括 
私が知る限り(池田勇人首相以降)で、最低レベルの知性はまあ仕方がない。
あの大秀才・岸信介首相の孫がどうして、こうまで・・なのか、不思議に思うが。
しかし、最大の問題は人格、歴代最悪の倫理観の欠如。
とりわけ、平然と嘘をつくこと。

ともかく、7年8カ月にもわたった最低の内閣、「悪夢の安倍政権」はようやく終わる。

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