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「ナントの大聖堂」の火災、放火の疑い [事件・事故]

7月19日(日)

18日のフランス「ナントの大聖堂」の火災、放火の疑い濃厚。

・別々の3カ所から出火
・火の気がないはずのオルガンの周囲から出火

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フランス・ナントの大聖堂で火災 放火の疑い

フランス西部ナントにあるサンピエール・サンポール大聖堂で18日、火災が発生し、ステンドグラスの窓やパイプオルガンなどが破損した。捜査当局は放火事件とみて捜査を開始した。

大聖堂は15世紀建立。ピエール・サン検事は、3カ所で出火した形跡があり、放火の疑いがあると発表した。「火事現場を訪れて、別々の3カ所から出火したのが分かれば、捜査開始は当然の判断だ」と検事は述べ、国家警察が捜査に加わると話した。

フランスでは昨年4月、パリの観光名所のノートルダム大聖堂で火災が発生し、尖塔(せんとう)が焼け落ちるなど甚大な被害が出た。これに対してナントの消防当局は、今回の出火は短時間で対応できたため、「ノートルダムのような展開」ではないと話した。

「被害はオルガンに集中している。オルガンは完全に破壊された様子で、台座は崩落の危険がある」と、ローラン・フェルレ消防長は記者団に話した。

大聖堂の屋根には被害がないという。

「BBCニュース」2020年7月19日 10:45
https://www.bbc.com/japanese/53460694?fbclid=IwAR35hD-gNAriwsF6pu30IKhZdMUjYdoYaR0L42FOdZEiSsnm9QbSVI0SkCQ
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