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演劇について考えるようになったきっかけ [お仕事(講義・講演)]

7月13日(月)  

ずっと前に一度だけ、テレビドラマに出演したことがある。
本格的なものではなく、中村雅俊主演の映画「夜逃げ屋本舗3」(1995年)の宣伝のためのドラマ(フジTV制作)。

私の役は、女装クラブの店長で、塩沢ときさん演じるお金に困った女性が働きに来て、メイクの仕方を教わる場面で、塩沢さん、見栄晴氏と共演した。

当時、お手伝いしていた新宿歌舞伎町の「ジュネ」で、そのことをしゃべったら、演劇関係のお客さんに、「それ『役』って言わないから、そのまま『素』だから」とあっさり言われた。

たしかにその通り。

私が、演劇について、少しは自分なりに考えるきかっけになった。
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