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新型コロナ感染症の世界地図(死亡率) [世相(新型コロナ肺炎関連)]

5月25日(月)

早坂康隆さん(広島大学_地球惑星システム学専攻)作成の、新型コロナウィルス感染症の死亡率の世界地図。
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ロシアが管区ごとに塗り分けられていることが目新しい。
ロシアの感染拡大がヨーロッパ地域(ウラル山脈の西側)中心であることがよくわかる。

また、原発国(中国)の周辺諸国は(日本を含め)死亡率が低く、もっとも遠い西欧諸国の死亡率が極端に高いという、感染症の常識からするとかなり首を捻る現象が起こっていることも、一目でわかる。

さらに、南米大陸の状況も国によって大きな差があることにも注目。
ブラジル、エクアドル、ペルーの死亡率が高く、隣り合ったアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイなどは低い。

こうした、地域や国による死亡率の大きな差は、感染するウィルスの側ではなく(ウィルスに国境はない)、感染される人の側に要因があることを示している。

ただし、政治的判断(ロックダウンするか、しないか)とか、医療体制の充実度とかは、あまり関係ないように思える。厳しいロックダウンを採用した西欧諸国やアメリカと「野放し」政策のスウェーデンとは死亡率的に大差はない。
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