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スペインでの抗体検査の暫定結果, 人口の5% [世相(新型コロナ肺炎関連)]

5月14日(木)

スペインでの抗体検査(全国、4月下旬~、約6万人規模)の暫定結果。
人口の5%が既感染。
スペインの人口4600万人中230万人が感染。
この数値は、公式発表の感染者数(23万人)の約10倍に相当。
スペインの死者は2万7000人なので、致死率(死亡者/感染者)は1.17%となる。

スペインよりずっと早く感染が始まった東京。
抗体保有者5%仮定で、人口1400万人だから、既感染者は推定70万人。
PCR検査による公式の感染確定者数(約5000人)の140倍。
死者は203人なので、致死率は0.029%。
「隠れコロナ死」が同じくらいいると考えて400人と仮定しても、致死率は0.057%。

「そんなはずはない!」と叱られるから、
抗体保有者1%仮定に変更。
人口1400万人だから、既感染者は推定14万人。
PCR検査による公式の感染確定者数(約5000人)の28倍。
死者は203人なので、致死率は0.145%。
「隠れコロナ死」が同じくらいいると考えて400人と仮定しても、致死率は0.29%。

それでも、この期に及んで「東京がニューヨークのようになる!」と言っている人に「そんはずはない!」と叱られる(笑)。

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スペイン、人口の約5%が新型コロナ感染 抗体検査の暫定結果

[マドリード 13日 ロイター] - スペイン保健当局が13日発表した新型コロナウイルス抗体検査の暫定結果から、人口の約5%が新型コロナに感染していたことが分かった。これはスペインの人口4500万人中230万人が感染したことを意味し、公式発表の感染者数の約10倍に相当する。

抗体検査は4月27日から、全国で6万人を対象に実施された。

スペインでの新型コロナ感染者数は累計22万8691人で、世界で2番目に多い。死者は2万7104人。

スペイン外務省筋はこの日、政府が感染の第2波回避に向け、7月まで国外への渡航を制限する計画と明らかにした。スペインは3月半ばの非常事態宣言以来、フランスとポルトガルとの国境を閉鎖している。

また、フランス保健当局は、同国の新型コロナ感染症による死者が前日から83人(0.3%)増え、2万7074人に達したと発表した。増加ペースは4日ぶりに鈍化したものの、累計の死者数は米国、英国、イタリア、スペインに次いで世界で5番目に多い。

「ロイター」2020年5月14日(木))3:00配信

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