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台東区「永寿総合病院」の集団感染 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

3月26日(木)

昨日(25日)の段階で、医療スタッフ&入院患者の集団感染は16人。
26日は10人で、計26人。
今後、もっと増えるのではないだろうか。
この感じだと、東京都内最大のクラスター(集団感染)になるかも。

病院の規模が大きいと、感染が広がった時のダメージも大きくなる。
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台東区最大の病院で集団感染か 不安募らせる患者ら

東京都台東区の「永寿総合病院」で、入院患者や看護師十数人が新型コロナウイルスに感染していたことが発覚した。都によると、院内での集団感染が疑われるケースは都内初。同病院は、外来患者が年間20万人を超える同区最大の病院。地域への影響も大きく、住民らは不安を募らせる。

同病院は25日から急きょ、外来を休診。診察の予約があった患者だけを受け入れ、外来の再開の見通しは立っていない。病院の入り口には、休診などを知らせる立て札が設置され、職員が来院する人たちに予約の有無を確認するなどしていた。

診察を断られた同区台東4丁目の添田守富さん(82)は、「ひざが痛くて来たけど、診てもらえなかった」。予約を入れようとしたが、いつ通常診療に戻れるか分からないからと、断られたという。数年前に脳梗塞(こうそく)を発症したといい、「月末には定期検査の予約があるけど、診てもらえるのか」と不安を口にした。

眼科での予約診察を終えた同区寿3丁目の福田雅夫さん(80)は、取材で初めて病院での感染を知り、「えっ、知らなかった。そうなの?」と絶句した。目が悪く、立て札が目に入らなかったという。

「先週末の3連休、浅草は大変な人出だった。どこかで大変なことにならなければいいがと心配していたけど、よりによってかかりつけの病院で広がるなんて」
病院内は、ウイルス感染を知らせる放送などはなく、患者は少なかったものの、普段と変わらない雰囲気だったという。「高齢者は重症化しやすいというので怖い」と語り、足早に自宅へ帰っていった。

同病院は区の「中核病院」に指定され、2018年度は外来患者は約23万3千人、入院患者は計8137人。区外からも患者が訪れる。現在、入院患者が約300人、看護師は約100人いるという。

区保健所によると、同病院は24日には熱やせきなどの症状がある入院患者ら十数人を検査。25日には感染した患者と同じ病棟の入院患者ら数十人を検査した。その他の患者や職員も今後、検査を進めるという。24日までに感染が発覚した4人の感染経路はわかっておらず、山本光洋生活衛生課長は「全容がまったくわからない状態だ」と話す。

区は25日、区が医師会などに委託し、同病院で毎日実施している「台東区準夜間・休日こどもクリニック」について、26日から場所を台東保健所(東上野4丁目)に変えて実施すると発表した。(抜井規泰、青木美希)
『朝日新聞』2020年3月26日 11時04分
https://digital.asahi.com/articles/ASN3T71RJN3TUTIL03D.html?pn=4

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