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なぜ検査数を抑制するのか [世相(新型コロナ肺炎関連)]

3月15日(日)

なぜ検査数を抑制するのか?
問題は、検査して陽性になった場合、症状がなくても軽症でも入院させなければならない(最低10日)システムになっていること。

もし、検査数を増やして陽性者が増えると、隔離病棟のベッドが埋まり、いちばん手当をしなければならない重症者が入院できなくなる。
だから、意図的に検査を制約しているわけ。

逆に言えば、無症状や軽症の陽性者を自宅待機・経過観察にできるシステムにすれば、検査を増やすことが可能だろう。
(早い話、インフルエンザと基本的に同じ扱いにする。ただし、肺炎発症に注意)

それと、これだけ市中感染が広がって、陽性者の感染経路が不明な事例が増えてくると、散発的な感染者を把握するより、明確なクラスターを追跡する方が、有限の公衆医療資源の使い方として、はるかに効率が良い。

重症者の検査を最優先することはもちろんだが、状況的に広く検査して(無症状や軽症者を含む)感染の広がりを把握する段階(せいぜい2月末まで)は、すでに過ぎていると思う。

ということをFBに書いたら、看護の現場の方から、
「少なくとも東京に関しては、有床数はそるなりにあると思う」
「問題はそれをまわすだけの人材が確保できない。『有効病床数』となると激減する。地方に至っては施設さえない」とのコメント。

対策として、
「(中国ではないが)地方には突貫で隔離病棟を作る(今やたらある有料老人ホームの転用でも良い)」
「通信教育でいいから最低限の知識を叩き込んだ看護助手スタッフを早急に育成する」
「学校に行けない子供たちを大きくない集団で世話するシステムを作り、親が仕事できるように支援する」
という提案。

この人を、厚生労働省のコロナ対策の司令塔に据えよう!

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