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新型コロナウィルスによる肺炎の発症例(その5) [世相(新型コロナ肺炎関連)]

2月4日(火)

新型コロナウィエウスのゲノム構造は、SERS(重症急性呼吸器症候群)のウィルスとかなり(89~96%)類似。
起源もSERSと同様、コウモリが最有力。
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【厚生労働省の発表】
19例目(2月4日発表)50代中国人男性。
湖北省在住。1月22日来日(観光旅行)、26日発症、医療機関を受診。
27日、検査(陰性)、30日帰国。
2月4日、保存していた検体で陽性と判明。

18例目(2月4日発表)50代女性
1月30日 第2便チャーター機で帰国。
31日 発症?(陰性)、2月4日の検査で陽性。

17例目(2月4日発表)30代中国人女性。
武漢市在住。
1月21日に来日、30日発症。
2月1日千葉県内の医療機関で検査(陰性)、3日再度検体採取、4日陽性判明。

16例目(2月4日発表)40代男性。
29日第1便チャーター機で武漢市から帰国。
帰国時は無症状病原体保有者であったが、2月1日に発症。

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新型肺炎、SARSとウイルス類似 感染源はコウモリか

世界中に感染が広がりつつある新型コロナウイルスについて、中国などの研究者らが3日、重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルスとゲノムの配列が類似していると英科学誌ネイチャーに発表した。感染源は、コウモリである可能性が強まったという。

論文の一つは、武漢ウイルス学研究所などのチーム。武漢市の海鮮市場で働いていた人を含む重い肺炎の患者7人の口の中などから試料を採取して解析した。その結果、5人のウイルスのゲノム配列全体がわかり、その配列は互いにほぼ同じだった。SARSコロナウイルスとも8割近くの配列が共通していた。さらに、コウモリがもつコロナウイルスの配列と96%が同じだった。

もう一つの論文は、上海の復旦大学などのチームによる。昨年12月に武漢の病院に入院した、海鮮市場で働いていた男性(41)から採取したウイルスを解析した。その結果、コウモリ由来のSARSコロナウイルスと89・1%配列が一致していたという。

論文は(https://nature.com/articles/s41586-020-2012-7)と(https://nature.com/articles/s41586-020-2008-3)で読める。(水戸部六美)

『朝日新聞』 2020年2月3日 23時16分
https://www.asahi.com/articles/ASN237K7CN23ULBJ01N.html?fbclid=IwAR3MlGw4nhyydghy7YMHGO_z-cauynF7Oh3hi9lmVrkR9e-Ielz88DDaKDw

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