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1月17日(金)関東学院大学「セクシュアリティ論」第13講「『買売春』を考える(3)―歴史をたどる 昭和戦後期~現代」 [お仕事(講義・講演)]

1月17日(金)  晴れ  曇り  10.9度  湿度65%(15時)

関東学院大学「セクシュアリティ論」
「『買売春』を考える」シリーズ(第11~13講)を終了。

今期は学会出張で1回休講したので、4回分を3回で話したので、ちょっと忙しかったが、なんとか端折らずに話せた。

1 「性の商品化」とは何か?
(1)「性の商品化」の定義
(2)なぜ「性の商品化」はいけないとされたのか?
(3)「性の商品化」論への反論
2 「買売春」論の基礎
(1)売春の定義
(2)売春はなぜいけないとされるのか? ー主張と反論ー
(3)「セックスワーク(性的サービス労働)論」の登場
3 前近代日本の「買売春」の歴史
(1)「遊行女婦」「夜発」「傀儡女」(奈良時代~平安時代)
(2)「色里」の成立(平安時代後期~鎌倉時代)
(3)「廓」の成立と展開(安土桃山時代~江戸時代)
4 近代日本(明治~昭和戦前期)の「買売春」の歴史
(1)「貸座敷」許可と「娼妓」鑑札制度(明治時代)
(2)「廃娼運動」の活発化(大正・昭和戦前期)
5 戦後日本(昭和戦後期)の「買売春」の歴史
(0)原点としての戦地「慰安婦」
(1)「RAA」と「パンパン・ガール」(1945年~)
(2)「赤線」の時代(1946~1958年)
(3)「売春防止法」の成立(1948~1958年)
(4)「売春防止法」の内容
6 現代の「買売春」をめぐる問題 
(1) 法と実態の狭間で
(2)不可視化されるセックスワーカー
(3)問題解決のために
(4)最近の動き

例年のことながら、学生の「食いつき」はかなり良い。
今までの学校教育でまったく教わってこなかったことなので、「知る」楽しみがあるのだと思う。
紹介する画像も、それなりに興味を持って見ている。

来週は最終講(第14講)で「(特講)横浜の遊廓の変遷 ―セクシュアリティの地域史―」。
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