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『週刊現代』2019年11月2・9日合併号、特集「巨乳の心理学」 [現代の性(一般)]

10月31日(木)

『週刊現代』(講談社)2019年11月2・9日合併号の巻末特集「巨乳の心理学」。
IMG_0739.JPG
↑ 巻末特集の内扉の上部。
下3分の2は乳房のアップ写真なので、ここには載せられない。
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↑ 表紙を見ると、死期が遠くない高齢男性が読者層であることがわかる。

自分が仕事としてかかわった記事だけど、あまりに内容が低劣で、紹介する気にならなかった。

私のコメントは下記。
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明治大学非常勤講師で、性社会・文化史を研究する三橋順子さんが乳房への興味の変遷を解説する。
「江戸時代の春画がでは大半が着衣性交です。胸を露出したものは少ない。性器や顔や髪を微に入り細を穿って精緻に描くような情熱が、乳房にはありません。かつての日本人は、乳房に強い関心を持たなかったのです。
 ’80年代初頭まで、電車や公園内で母親が授乳する光景は日常的に見られました。公共の場での授乳が消滅したのは、社会全体で乳房が性的な対象として見られるようになったからです」

あと、3つある短いコラムの1つ「乳房は”圏外”だった」も、私のネタ。
「江戸時代の性生活における技法に関する書籍には『男性期』『女性器』の9段階に分けられたランキングはあるが、『乳房』に関してのランキングはなかった」

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