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性的少数者カップルに生殖補助医療 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月28日(月)

レズビアンカップル、あるいはTrans-manと女性のカップルが第三者の男性から精子提供を受けて、妊娠・出産するのは、ほとんど問題ないと思う。
一方、ゲイカップル、あるいはTrans-womanと男性のカップルが、第三者の女性から卵子提供を受け第三者の女性の子宮を借りて出産する、いわゆる「代理母」を使うケースについては、女性のリスク(妊娠・出産にともなう身体の安全)という面から、慎重な議論が必要だと思う(はっきり言って反対)。

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性的少数者カップルに生殖補助医療、4施設から実施回答

性的少数者のカップルに対し、第三者が提供した精子を人工授精するなどの生殖補助医療が、少なくとも全国の4施設で実施されていたことが、岡山大の研究チームの調査でわかった。性的少数者のカップルの生殖補助医療は関係学会で想定されておらず、研究チームは「安全性が不十分な精子バンクの利用など、水面下で不適切な生殖医療が広がっている恐れがある」と指摘する。

レズビアンやゲイらの性的少数者のカップルが出産によって子をもうけるには、第三者の精子で人工授精させたり、卵巣や精巣を摘出する性別適合手術の前に卵子や精子を凍結したりする生殖補助医療が必要になる。

だが、日本産科婦人科学会(日産婦)の見解は、提供精子による人工授精の対象は「法的に婚姻している夫婦」としている。日本生殖医学会の指針も、がん治療で生殖機能に影響が出る恐れがある場合などとしているが、いずれもレズビアンのカップルなどは想定していなかった。
(小川裕介)

『朝日新聞』2019年10月28日10時29分
https://www.asahi.com/amp/articles/ASMB744S4MB7PLBJ001.html?fbclid=IwAR3OFKaC8ojI4PCY8_lNB46-uWzSUOnfiz1Opet6qLivoDCb3XvJTDiWc_I
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