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差別的な「フェミニスト」とは徹底的に戦っていく [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月2日(月)

ジェンダー平等が達成されていない、性暴力への適切な法的対応がなされない日本社会。
そうした社会を作り維持している主体は、トランス女性ではなく男性だ。

だから、トランス女性を非難・排除したとしても、現状の改善にはつながらない。
なぜ、そんな当たり前のことが理解できないのだろうか?

トランス女性の多くが、日本社会におけるジェンダー不平等や性暴力軽視に批判的なのは、当然のこと。
なぜなら、女性として日本社会で暮らしていれば、様々な場で、女性であるがゆえの抑圧や危険を体験するから。

つまり、トランス女性の多くはジェンダー問題において被害者側などだ。

そうした現実を捻じ曲げて、トランス女性が女性抑圧の加害者であるかのように論じ扱うことが、どれだけ理不尽で、トランス女性の心を傷つける差別的な行為であるか、今まで何度も指摘している。

それでも、「フェミニスト」を名乗る人たちが、そうした愚かな言説を垂れ流し続けるのなら、それは差別するため悪意の行為だと断じるしかない。

私は、トランスジェンダーの社会進出のパイオニアの1人として、自分が少しでも生きやすい社会を作りたいと思い仕事をしてきた。
また、そのことが、若いトランスジェンダーの未来を拓くことにつながると信じてきた。

トランスジェンダーの社会的包摂は、ジェンダー平等の達成や性暴力の撲滅とともに、21世紀の日本社会の重要な課題だと考える。

それらに反対する悪意の人たちとは、これからも徹底的に戦っていく。


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