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2つのドキュメンタリー・フィルム [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

7月17日(水)

第28回東京レインボーリール最終日に完成初上映された「クイア・ジャパン」(監督:グレアム・コルビーンズ、プロデューサー:飯田ひろみ)と、東ちづるさんプロデュースの「私はワタシ over the rainbow 」(監督:増田玄樹)とは、ほぼ同時期に制作された日本のLGBTをテーマにしたドキュメンタリーフィルムで、出演者もかなり重なっている。
制作開始は「クィア…」が早く、完成は「私は…」が1年早かった。
queer-japan-1.jpg
私はワタシ.jpg

両者の違いを端的に言えば、「私は…」は学校教材として上映できるけど、「クィア…」は絶対に無理という感じ。

「クィア・ジャパン」はそれだけ「変態(クィア)」性が強い。
舞台いっぱいの大きな豚から、人間子豚が次々に産まれてくるシーンとか、羊人間が掃除や料理をしているシーンとか。

制作者の個性・関心の違いがよく表れている。

両者合わせて観れば、日本のLGBTシーンがかなりの程度、リアルに理解できると思う。

どこか、2本立てで上映してくれる映画館ないだろうか。

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