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7月4日(木)公開シンポジウム「Gender Equality 2.0からSDGsを展望する—架け橋—」 [お仕事(講義・講演)]

7月4日(木)  雨のち曇り  東京  25.2度  湿度96%(15時)

8時、起床。
朝食は、マンゴーデニッシュとコーヒー。
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化粧と身支度。
雨なので着物は断念。
黒地に茶と白の花柄のロングチュニック(3分袖)、黒のレギンス(5分)、黒のサンダル、ベージュのバッグ。
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10時、雨が小止みになったタイミングで家を出る。
駅前の「ドトール」で時間調整。

東急目黒線から東京メトロ南北線に入り、市ヶ谷駅で下車。

JR市ヶ谷駅前から新坂を上り、四番町の「サイエンスプラザ」(科学技術振興機構・東京本部)へ。
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ここで開催される国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)&日本学術会議主催の、GS10フォローアップ2019公開シンポジウム「Gender Equality 2.0からSDGsを展望する—架け橋—」に参加。
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(註)
「SDGs」(持続可能な開発目標)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標のこと。
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/
「GS10」2017年に東京で開催された「第10回Gender Smimit」のこと。

座談会「科学の多様性が日本を創り直す」は、竹山春子さん(早稲田大学理工学術教授:マリンバイオテクノロジー)、三成美保さん(奈良女子大学副学長・教授:ジェンダー法学)と私(野良講師:ジェンダー&セクシュアリティ史)という構成で、司会は藤井良一さん(大学共同研究機関法人 情報・システム研究機構 機構長:地球物理学)。

スピーチと、質問への返答を合わせて、しゃべったのは15分くらいだったが、言いたいことをしゃべってきた。

① 日本の「ジェンダー平等」においては、そもそもトランスジェンダーの存在が想定されていないこと。

② 履歴書の性別欄や男女二元論のシステムによって、トランスジェンダーの就労が困難になり、能力を発揮する場が奪われている現状。

③ 逆に言えば、わずかな配慮、システムの修正によって、トランスジェンダーの就労状況の改善が可能であること。

④ 人口減少社会である21世紀の日本社会には、性的マイノリティを排除している余裕はないこと。

⑤ 性的マイノリティを排除せず多様性の1つとして包摂し、能力を活かしていくことが、より豊かな社会につながり、その方が日本社会にとって「得」であること。

⑥ 今日、私をこの場に呼んでいただいたことを、トランスジェンダーの存在を認識し、考えていただく、きっかけにしていただければ幸いに思う。

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今日のシンポジウム、登壇者の大学の先生が全員教授(准教授とかいない)であるだけでなく、東京大学、京都大学、名古屋大学、奈良女子大学と、旧帝国大学&女高師系の国立大学の教授(含、名誉教授)ばかり。
地方国立大学の教授はほとんどいない。
私学は早稲田大の教授が1人だけ。

出身大学も、東京大学、京都大学がとても多い。

大学の先生の中でも、官学系(←いつの話だ)のエリートたちの集合体であることがよくわかった。

そんな中に、野良講師の私が1人。
恥ずかしいとは思わないが、場違いであるのは明らか。

なのに、なんで私にばかり質問が集中するのだ?
(↑ 珍しいからにゃ)


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