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ワークショップ「トランスジェンダーをめぐる諸問題とフェミニズムの関係を考える」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月16日(日)  晴れ  東京  30.6度  湿度42%(15時)
(続き)
13時過ぎ、国立駅に到着。
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「ミスド」があったので、休憩と時間調整。
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コメント票を読む。

14時45分、一橋大学へ。
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15時30分、ワークショップ「トランスジェンダーをめぐる諸問題とフェミニズムの関係を考える」に参加。
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会場が75人定員の会議室だったのに、100人以上の参加者で超満員。
立ち見、座り見(床は絨毯)の人、多数。

発言も活発で、時間が足りなかった。

企画してくださった皆様、ありがとうございました。

以下、感想。
会場の人たちが、次々に挙手していろいろなことを語るので、(それはそれでよかったのだけど)まとまりのある話にはならなかった。
良く言えば、主催者が目指した情報の共有が達成されたと思うが、厳しく言えば、どうしたらいいかという現実的な具体論に至らない点が、もどかしかった。

私としてはネット上だけの知り合いや編集者さんに、何人もリアルでお会いできたのが収穫。

もう少し、気になった点を述べると、トランス女性排除派がトランスジェンダーの現実を知らずに差別発言をしているのは今まで指摘してきた通りだけど、トランス女性擁護派の若い人も、これまでの歴史を共有していないということが、よくわかった。

主催側の飯野由里子さんが指摘していたように、レズビアンコミュニティとトランス女性の軋轢は、1990年代から30年近い歴史があるわけで、それを踏まえないと、今回のGF事件は理解できない。
今までの道筋(歴史)と現実は、もっとずっと複雑であるということ。

あと、若手のトランスジェンダーの人、それを支持する人たちの、gender identityの過大視も、ちょっと危ないなと思った。

gender identityの強調は、明らかに2000年代以降の「性同一性障害」概念の流布の影響で、もともと日本のトランスジェンダリズムは、gender identityを過信していない。

現実のコミュニティ&社会では(私が何度も言っているように)「gender identityは重要ではあるが万能ではない」「gender identityよりも、gender expressionの方がずっと機能する場面はいくらもある」ということ、なかなかわかってもらえない。

世の中、gender identityで押し通せるのなら、話は簡単だけど、そうだったらGF問題なんて起こらない。

終了後、春華ちゃんたちと「高倉町珈琲」へ。
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20時過ぎ、辞去。

遅い夕食は、武蔵小杉駅前の「松屋」で牛丼+豚汁。
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22時過ぎ、帰宅。

お風呂に入って温まる。
就寝、2時半。
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