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歌上手が揃った店で [日常(思い出)]

4月3日(水)

今、思い出すと、あの頃(1990年代半ば~後半)の「ジュネ」(新宿歌舞伎町の女装スナック)は歌上手が揃っていた。

「歌姫」中山麻衣子さん(金曜日チーフ)だけでなく、チーママの麻生未央さん、火曜日担当だった莉佳子さん、月曜日担当のニーナさん、後に「MISTY」(歌舞伎町のニューハーフ・パブ)のオーナー&ママになるエルさん、みんなセミプロ並みに上手だった。

薫ママの聖飢魔Ⅱ「蠟人形の館」は大迫力で、ほんとうに怖いくらいだった。

スタッフが歌上手だと、お客さんも歌好き・歌上手の人が集まる。
そんな中で、歌うのはたいへんだったけど、周囲のレベルが高かったからこそ、本気で頑張れたのだと思う。

歌好きのお客さんに続けてつくと、「あれ唄え」「これ唄ってくれ」で、一晩に20~25曲くらい歌うことになる。
同じ夜に同じ歌は唄わないので、必然的にレパートリーを広げないと、やっていけない。
だから、レパートリーは100曲以上(9割は女性歌手の歌)あった。

中でも、麻衣子さんと私のデュエット、ザ・ピーナツ「恋のバカンス」は、なかなかのものだったと思う(自賛)。

あと、閉店時(明け方4~5時)に唄うラストソング、越路吹雪「ラストダンスは私に」は、私の十八番(おはこ)になった。

「ジュネ」が閉店(2003年)して、唄わなくなって、もう16年。
歌唱力は大幅に落ちた。
とくに高音が出ない。
カラオケに行って歌い込めば、ある程度は戻るだろうけど、喉を使いすぎると仕事(講義・講演)に差しさわりがあるので控えている。
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