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「オクニョ」第39話 [テレビ批評]

1月20日(日)

NHK放送の韓国時代劇「オクニョ 運命の女(原題:獄中花)」第39話。
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主人公のオクニョの父親が中宗(在位:1506~1544年)であることがやっと判明。

つまり、王様(仁宗、在位:1545~1567年)とは異母兄妹の関係になる。

高麗王朝は族内婚でインセストタブーが弱く、異母兄弟姉妹婚も許容された(日本の古代国家と同じ)。
たとえば、第4代光宗(在位:949~975年)と大穆王后はともに、初代太祖(在位:918~943年)の子供(異母兄妹)。

しかし、朝鮮王朝はガチガチの儒教国家なので完全な族外婚(同姓同本貫不婚)で、世界でいちばんインセストタブーが厳しい。

ということで、オクニョに惚れていた王様は、可能性ゼロに(その前に振られているのだけど)。
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ちなみに、嫡庶の区分が厳格な朝鮮王朝では、王女と言っても、正妻(王妃)の所生は「公主(コンジュ)、側室の所生は「翁主(オンジュ)」で、明確に区別された。
母が女官のオクニョは「翁主」。

日本は、母が正妻か側室かに関係なく、基本的に全部「内親王」。

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