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トランプ政権、性別変更不可を検討、トランスジェンダー抑圧(排除)へ [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月22日(月)

今のところニュースソースは『ニューヨークタイムズ』だけのようだが、保健福祉省の原案が各省庁に提示されているとのことなので、確度は高そうだ。

でも、いかにもトランプ大統領が考えそうなこと。
大統領本人の発案というより、ペンス副大統領をはじめとする側近の入れ知恵だと思うが、それに簡単に乗ってしまうのが、この大統領のどうしようもないところ。

まともな人権感覚&思考能力がない人物を権力者にしてしまうと、どれだけ危ないかの見本。
その点、日本も他人事じゃあないけど。

アメリカの場合、州の自治が強いので、たとえ大統領令が出ても、リベラルな州は無視するだろう。
一方、保守派の州は、これ幸いとトランスジェンダーへの抑圧(社会的排除)を強めるだろう。
リベラルな州に移住するか、いっそカナダに逃げる(亡命する)しかないかも。

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トランプ政権、性別変更不可を検討 行政的保護から逆行

米紙ニューヨーク・タイムズは21日、トランプ政権が性の定義について、生まれた時の生物学的な性別から変更できないようにすることを検討していると報じた。オバマ前政権が進めた、生まれた時の体と心の性別が一致しない「トランスジェンダー」を行政的に保護する動きに逆行するもので、LGBTなどの性的少数者や人権団体が反発するのは必至だ。

同紙が入手した米保健福祉省が検討中の原案によると、性別を「出生前または出生時に識別される、変わることがない生物学的な形質に基づき、男性または女性の身体的な状態」と定義。「信頼できる遺伝的な証拠によって反論されない限り、出生証明書に記載された性別が最終的な性別となる」と強調している。

すでに原案は各省庁に提示されている。同省は年内にも正式に司法省に提出する見通し。この定義が採用されれば、米国に約140万人いるとされるトランスジェンダーが連邦政府から認知されなくなるという。

『朝日新聞』2018年10月22日(月) 19:01配信
https://www.asahi.com/articles/ASLBQ51VCLBQUHBI017.html?iref=pc_ss_date
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