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5月31日(木)「日本学術会議 法学委員会 LGBTI分科会」で報告 [お仕事(講義・講演)]

5月31日(木)  曇り  東京  22.2度  湿度84%(15時)

6時半、起床。

8時半、家を出る。
東急東横線から東京メトロ副都心線に入り明治神宮前駅で千代田線に乗換え、乃木坂駅下車。
9時半、5番出口を出てすぐの「日本学術会議」へ。

青山墓地の向かい、「新国立美術館」の隣。
ふ~ん、日本の国立アカデミーはこんな場所だったのか・・・。
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10時、「日本学術会議 法学委員会 社会と教育におけるLGBTIの権利保障分科会」(委員長:三成美保奈良女子大学副学長)に参考人として出席。
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まず、針間克己先生(はりまメンタルクリニック院長)の報告「性別違和(性同一性障害)と性分化疾患医療の現状と課題」。

続いて、私の報告「性別移行のパラダイム転換への対応についての提言」。

はじめに ―同性愛・性別越境への認識の歴史変遷―
1 性別移行のパラダイム転換
 (1)WHO(世界保健機関)など国連5機関の「法的な性別の変更に手術を要件とすることは身体の完全性・自己決定の自由・人間の尊厳に反する人権侵害とする共同声明」(2014年5月30日)
 (2)WHO(世界保健機関)のICDー11の採択(2018年5月)
2 新たな「性別移行法」の必要性
 (1) ジョグジャカルタ原則(2007年3月26日、国際連合人権理事会で承認)
 (2) 「性同一性障害者特例法」の問題性
まとめ

せっかくの機会なので、現行の「GID特例法」の廃止、病理を前提にしない、国際人権法に沿った新「性別移行法」の制定について、思い切り持論を述べた。

質疑応答も活発で、知識の提供と刺激という意味で、ある程度はお役に立てたと思う。
ただ、休憩なしの3時間の長丁場は疲れた。

12時55分、閉会。
高校の先輩の伊藤公雄先生(京都産業大学客員教授:ジェンダー論・男性学)に久しぶりにお目にかかれてうれしかった。
三成先生にご挨拶して辞去。

幹事で、私にお声をかけてくださった谷口洋幸さん、針間先生と、隣の「新国立美術館」のカフェテリア「カレ」で昼食。
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1時間ほど、学術的なことから、最近のゴシップまでいろいろお話。
14時10分、散会。

東京メトロ日比谷線の六本木駅まで歩く。
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(続く) 
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