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「はれのひ」事件 [着物]

1月8日(月・祝)

会社(「はれのひ」が社名)が飛んだな。
なにも成人式の直前に破綻しなくてもよさそうなものだが、すでに破綻状態にあったのに、解約・返金を請求されないようにぎりぎりまで隠していたのだろう。
悪質だ。

被害にあった新成人、かわいそうに。
はっきり言って「振袖に特化した業者」の多くはロクなものじゃない。
振袖の質を見ていればわかる。

ところで、成人年齢が、18歳に引き下げられると、その年の成人式は今までの約3倍の成人が一気に成人式を迎えることになる。

その需要に応じるだけの、振袖があるのだろうか? 着つける人はいるのだろうか?

もう、自治体が大勢の成人を一カ所に集めて「成人式」をする形式は止めるべきなのではないだろうか?

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新成人、振り袖着られず 業者「はれのひ」連絡とれず

成人の日の8日、振り袖販売、レンタルを手がける業者「はれのひ」(横浜市中区など)から振り袖が届かなかったり、連絡がとれなかったりするトラブルが相次いだ。「はれのひ」が貸し出す着物の着付け会場となっていた同市港北区のホテルは新成人ら十数人が戸惑いを隠せない様子で、あちこちに電話をかけていた。神奈川県警にも8日の昼までに十数件の相談や通報が相次いだ。

横浜市中区の「はれのひ」の本社は8日昼過ぎ、鍵がかかった状態でインターホンを押しても反応がない状態だった。併設する写真スタジオにも鍵がかかったまま。

神奈川県警には7日からこの業者に関する相談や通報が十数件あった。8日朝には着付け会場となったホテルから「着付け業者と連絡がつかない」、「購入した振り袖が届かない」などという110番通報があった。ホテルに警察官を派遣し、通報者に事情を聴くなどの対応をした。被害届を出すという話は聞いていないという。県警はさらに相談が増えるとみて、対応を検討している。

横浜市では、成人式が午前と午後の2部制のため、振り袖が届かないために午前の部に出席できなかった参加者を午後の部に出席できるように対応している。 民間信用調査会社の「東京商工リサーチ」によると、はれのひは2008年、振り袖のレンタル・販売店のコンサルティング業者として創業。12年に直営店の運営を始め、横浜市、神奈川県横須賀市、東京都八王子市、福岡市、茨城県つくば市、千葉県柏市に6店舗を展開している。16年9月期の売り上げは4億8千万円。(野城千穂、古田寛也、鈴木孝英)

『朝日新聞』2018年1月8日14時16分
https://www.asahi.com/articles/ASL184PX0L18UTIL00H.html?iref=comtop_8_01
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コメント 1

島本文美

この事件腹立たしいことこの上なしです。
別のニュースで雲隠れした経営者の事が掲載されておりました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180109-00000064-sasahi-soci

特段呉服業界で修行した人物でない様で商品にリスペクトもなく金儲けの道具としか考えていなかった人物だと思いました。前歴でダスキン勤務とあったのでそれで振袖レンタル業を思い付いたら本当に悪い冗談としか言いようがないですね。




by 島本文美 (2018-01-10 06:57) 

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