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「政界は一寸先は闇」(川島正次郎先生) [政治・選挙]

9月28日(木)

今日、臨時国会召集、衆議院解散。
まったく審議なしの冒頭解散は前代未聞の暴挙。
解散権の乱用というしかない。

「政界は一寸先は闇」([コピーライト]川島正次郎先生)とはよく言ったものだ。

「議席が減っても20くらいだから解散~ん、これで僕は東京オリンピックまでそうり大臣ができる」と思った安倍ちゃんの幼稚な思惑は、あっという間に吹っ飛んだ。

7月の都議会選挙が典型で、選挙というものは時の勢い。
まして白と黒とがたちまち入れ替わるドミノにような小選挙区制はいったん情勢が傾きだすと歯止めが効きにくい。

小池新党の弱点は、選挙資金、全国的な組織、そして候補者(駒)だった。
それが、民進党を飲み込んだことで一気に解消できた。

小池党首の戦略にマスメディアが乗せられている今の情勢で選挙になだれ込めば安倍政権の継続どころか、自民+公明で過半数すら怪しくなる。

選挙区ごとに情勢分析しても、自+公で確実の勝てそうな小選挙区は100もない。
自民党が歴史的大敗をきっして政権を失った2009年総選挙のときの小選挙区獲得議席が64議席。
そこまではいかないにしても、比例区と合わせて自民党単独で160~180議席。
公明党と合わせても190~210議席程度で、過半数に届かない。
さらに言えば、公明党がいつまでも自民党についてくる保証はまったくない。

3週間後、私たちは日本初の女性総理大臣の出現を見ることになるだろう。
それが日本の女性たちにとって「めでたいこと」かどうか、私は知らない。

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