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久しぶりの堂山の夜 [お出掛け・お遊び]

9月2日(土)
(続き)
21時、ここに来たら寄らないわけにはいかない「マグネット」。
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なにしろ会場だった「dista」のすぐ斜め前なのだ。
でも、そんなに近くても、ゲイの人たちは「マグネット」を知らなかった。
コミュニティの違いというものは、そういうものなのだ。
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三人「姉妹」でもう20年もやっているバーだが、まだ早い時間なので、ナンバーワン・ホステスの藤村典子さんしかいなかった。
カウンターに座り、お約束の会話。
「ご無沙汰でした。典ちゃん、変わらないねぇ。最初に会ったの、いつだっけ?」
お客さんがいると、とぼけて返事してくれないのだが、今夜は他に誰もいないので、
「もう25年くらいになりますね」と答えてくれた。
そう、初対面は1992年度の全日本女装写真コンテストの表彰式。
典ちゃんがヤング部門(20~34歳)の準グランプリ、私がアダルト部門(35歳~)の準グランプリだった。

それなのに、典ちゃん、相変わらずスレンダーできれいで、若いなぁ。
「もう25年前か・・・、その時、典ちゃん、いくつだった?」
「七ちゅ」
女装系の店にはよくあることだけど、やっぱりこの店、時空が歪んでるなぁ。
1時間ほど、いろいろ話をして、中年カップルのお客さんが入ってきたタイミングで辞去。
幕戸成子ママ、萩野静菜チーママにも会いたかったが、まだ、ホテルのチェックインをしてなかったので。

新御堂筋を渡ってすぐのホテルにチェックインの手続きをして、部屋に入って化粧を直して、荷物を軽くして。夜の「堂山」に再出撃。
「東通り」商店街を奥に進む。
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アーケードを抜けてすぐの神山町の「日宝フレンドビル」へ。
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エレベーターがないビルなので階段を上る。
ん?「贋作淑女」って4階の正面(402)だったよね。
ここ3階なのに、しかも左側(301)にある。
まあ、いいや、もう1階上るの省けたし(←いい加減にゃ)。
「贋作淑女」は新宿三丁目の時空の歪みの隙間にあった「Club Fake Lady」(三橋順子ママ)の分家だから、店の場所がちょっと移ることもあるさ。

ドアを開けて入る。
あれ?中がぜんぜん違う、店、間違えたかな、と思ったら、ちゃんと北野洋子ママがいた。

いきなりママにハグされて、悲しいことを聞かされる。
そうかそうか、いろいろ大変だったね。
でも、なんとかかたがついたのなら、よかった。

「贋作淑女」、いつの間にカラオケスナックになったんだ?
私は、昼間から夕方にかけて、しゃべり通しで、声が涸れている。
唄いたくなかったのだけど、隣の席のおじさんが、やたらと「唄え、唄え」と勧める。
まあ、頑なに断り続けるのも、店の雰囲気壊すから・・・。
で、一曲歌っちゃうと、次から次へ・・・。
「夢は夜ひらく」(園まり)、「京都慕情」(渚ゆう子)、「さそり座の女」(美川憲一)、「星の流れに」(菊池章子)、「さよならはダンスのあとに」(倍賞千恵子)

隣のおじさんが、しきりに「もう1軒、行こう」と誘ってくる。
あのさぁ、年齢不詳とはいえ、けっして若くない洋子ママが、さっきから、私のことを「お姉ちゃん」と言ってるでしょう。
こっちの年齢、察しなさいよ。
還暦過ぎのおばあちゃんは、昼間、働いて疲れているんだよ。
こっちのお嬢さん49歳だって、私よりずっと若いから、彼女を誘いなさいね。
なんて言ってたら、49歳のお嬢さん、帰っちゃったよ。
もう1時過ぎだもの、仕方ないか。

1時半、私も電池切れ。
洋子ママに送られて辞去
2時、ホテルに戻る。
倒れるようにベッドへ。
2時半、就寝(ヴィアイン梅田)
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