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「新宿遊廓」の廓内道路 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

1月4日(水)

すごく久しぶりに夜の新宿二丁目に。
待ち合わせ時間まで少しあったので、フィールドワーク。
「仲通り」交差点(南から)。
IMG_1756(2).jpg
交差点の向こう左側(北西側)が戦前の「新宿遊廓」(1922~1945年)で、現在の「ゲイタウン」の中核部。

「新千鳥街」の南側の路地。
IMG_1757 (2).JPG
この路地は「新宿遊廓」の廓内道路の遺跡。
「新千鳥街」の場所には、「玲岡楼」という妓楼があった。

「九州男」がある路地。
IMG_1758 (2).JPG
この道路も「新宿遊廓」の廓内道路の遺跡。
「九州男」のある場所には、「三好家」という妓楼があった。

右の道路は「仲通り」からY字形に分岐して「靖国通り」に出る道。
IMG_1759 (2).JPG
この道路が「新宿遊廓」の北東の境界線だった。
街灯がついているビルのあたりに、遊廓の守り神の「三社稲荷神社」があった。
左側、真っ直ぐ延びる道は「新宿遊廓」の東西のメイン・ストリートに相当する。

「ビッグス新宿ビル」の裏側(東側)の道。
IMG_1760 (2).JPG
これも「新宿遊廓」の廓内道路の遺跡。
2~4枚目の3本の東西道路と接続する。

ということで、現在の「ゲイタウン」には戦前の「新宿遊廓」時代の地割が良く残っている。

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