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「東京『連れ込み旅館』広告データベース(1953~1957年)」完成(全371軒)。 [性社会史研究(連れ込み旅館)]

7月4日(月)

「東京『連れ込み旅館』広告データベース(1953~1957年)」、資料補充作業をすべて終えて完成。

全371軒 

【エリア別】
都心エリア(76軒)
城西エリア(125軒)
城南エリア(104軒)
城北エリア(57軒)
城東エリア(9軒)
------------------------------------
【地区別】
千駄ヶ谷(39軒)
新宿(31軒)
渋谷(29軒)
池袋(19軒)
大塚(12軒)
代々木(11軒)
新橋・芝田村町(11軒)
長原・洗足池・石川台(9軒)
高田馬場(7軒)
新大久保・大久保(7軒)
原宿(7軒)
蒲田(7軒)
銀座(6軒)
五反田(6軒)
大井町(6軒)
大森(6軒)
飯田橋・神楽坂(5軒)
浅草(5軒)
赤坂見附・山王下(5軒)

極端な西高東低の状況から、1950年代の東京の性文化の地域差が明確に浮んでくる。
簡単に言えば、東(下町)の「赤線」、西(山の手)の「連れ込み旅館」。


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コメント 2

1000年ウヨ

広告に乗せるのであれば一般の男女向けの「連れ込み旅館」なのでしょうか?街角に立つ女性とその客が利用する色町にある旅館ではなくて。
by 1000年ウヨ (2016-07-09 14:25) 

三橋順子

1000年ウヨさん、いらっしゃいま~せ。

「街角に立つ女性とその客が利用する色町にある旅館」は、広告料を払ってまで、新聞に広告は載せないと思うのです。
それと、そういう使用にしたら、料金設定が高いような・・・。
もちろん、そういう旅館が混じっている可能性はありますが、少ないと思うのです。

ちなみに、主に広告を収集した「内外タイムス」は、今の『日刊ゲンダイ』みたいな新聞です。

by 三橋順子 (2016-07-09 14:46) 

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