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『情況』2003年12月号「性別を越えて生きることは『病』なのか?」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月7日(木)

先日、取材された記者さんからの依頼で、大昔に書いた論考をスキャンして送信。
まだパソコンに完全に移行する前、ワープロで書いた文章なのでファイルが残っていない。

『情況』2003年12月号に掲載された「性別を越えて生きることは『病』なのか?」。

13年前に書いたものだけど、つくづく今と同じことを言っている。
進歩がないと言われればそれまでだけど、この後、私が危惧した通り、急速に性別越境の病理化が進行し、「性別を越えて生きることは『病』」という社会認識が形成されていき、とても息苦しい情況になっていった。

ようやくそういった縛りが緩んできた今になってみると、この拙文は、日本における性別越境の病理化に対する抵抗の原点の1つだったのかなと思う。
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