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大関琴奨菊が14勝1敗で初優勝、日本出身力士としては10年ぶり [スポーツ]

1月24日(日)

大相撲初場所は、大関琴奨菊が14勝1敗で初優勝。
2006年初場所で大関栃東が優勝して以来、なんと10年ぶりに日本生まれ力士の優勝。

それにしても、解説の北の富士さんが言っていたように、モンゴル勢を筆頭とする外国人力士の壁を破るのが琴奨菊とは思っていなかった。
なにしろ、大関に昇進してからの成績は、冴えない。
大関在位26場所で、12勝3敗が1度あるだけ(2014年名古屋場所)、11勝4敗が3回、10勝5敗が3回。
逆に負け越しが5回(途中休場を含む)、8勝7敗が8回、9勝6敗が5回。
優勝争いどころか、大関の地位を守るのがやっとで、大関としての存在感がなかった。

それが、今場所は見違えるような相撲の連続。
低く速い立ち合いで、左を差して、遮二無二がぶり寄りで前に出る相撲がすばらしかった。
横綱白鵬がなにもできなかった11日目の相撲は、まさにその典型。

長らく苦しんだ大胸筋の怪我が、ようやく良くなったのと、昨年夏、美人妻を迎えて心機一転したのが、好成績につながったのだと思う。

思い出すのは、琴奨菊の大師匠にあたる先代の佐渡ヶ嶽親方(横綱琴桜)。
九六(クンロク=9勝6敗)大関の代名詞だったのが、突然覚醒。
2場所連続14勝1敗の優勝(1972年九州・1973年初場所)で、53代横綱に昇進、32歳2ヶ月歳で綱を張った。

琴奨菊はそれに比べて1歳若い。
今場所の迷いのない相撲を来場所も続けて、ぜひ遅咲きの大輪の花を咲かせてほしい。
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