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2015年(下半期)の仕事 [お仕事(執筆)]

12月29日(火)

今年も残すところわずかになりました。
「2015年(下半期)の仕事」をまとめておきます。

【執筆】は、論文からコラムまで合わせて6本でした。
他に、未刊行の論考3本、コラム1本を執筆しました。
合わせて半年で10本というのは、たぶん自己新記録だと思います。
『架橋』『ユリイカ』『現代思想』『アステイオン』と、夏場に立て続けに執筆したのは、明らかに「LGBTバブル」の影響だと思います。
「LGBT」が社会で注目されることは良いことですし、零細自営業者としてはお仕事をいただけるのはありがたいことですが、やはり「仕事量の限界」というものがあること、企画・編集の方には理解していただきたいと思いました。

【講演・講義・研究報告】は、ルーチンの講義に加えて、講演など3回、ゲスト講義2回、研究報告1回で、こちらも充実していました。
内容的にもバラエティに豊かで、とりわけ、「デザイン史学研究会」のシンポジウムで、長年温めてきた、銘仙=モダン・ファッション論をお話できたのは、うれしかったです。
(来年、活字になります)

学会やゲスト講義でお世話になった方々にあらためて御礼申し上げます。
しゃべる仕事は、スケジュール的に可能な限り、お引き受けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【コメント・紹介記事など】は『月刊サイゾー』と『AERA』の2本でした。
『月刊サイゾー』は「マツコ・デラックス」特集で、里中氏の記事には私の見解がたくさん引用されています。
『AERA』の記事は、まったくファッション系で「なぜ私に?」感がありました。

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【執筆】
8月 「LBGTと人権ー身近な存在として考えるー」
(『架橋』33号 鳥取市人権センター 2015年8月)
9月 「トランスジェンダー文化の原理 ー双性のシャーマンの末裔たちへー」
(『ユリイカ』2015年9月号 青土社 2015年9月)
10月 「日本トランスジェンダー小史 ー先達たちの歩みをたどるー」
(『現代思想』2015年10月号 青土社 2015年10月)
11月 「歴史の中の多様な『性』」
 (『アステイオン』83号 CCCメディアハウス 2015年11月)
 (『NEWSWEEK(日本語Web版)』11月30日~12月4日)に転載
(1)はじめに―「日本社会の伝統」って何? 
   同性「夫婦」は存在した?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2015/11/15-4.php
(2)「男色大国]としての日本
http://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2015/12/post-4181.php
(3)[男色]と[男性同性愛]
http://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2015/12/post-4185.php
(4)女性同性愛について
http://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2015/12/post-4190.php
(5・最終)「おわりに―多様性とは豊かさであるー」
http://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2015/12/post-4200.php

12月 「(解説)『逢魔がホラーショー』とその時代」
(千之ナイフ『トランスセクシュアル・ショー』久保書店 2015年12月)
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-12-17-5
12月 「(コラム)『LGBTブーム』に思う」
(週刊読書人増刊『PONT』4号 読書人 2015年12月)
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-12-24-5

【講演・講義・研究報告】
7月11日 デザイン史学研究会第13回シンポジウム
「スーツと着物―日本のモダン・ファッション再考」(京都女子大学)研究報告
 「和装のモダンガールはいなかったのか?―モダン・ファッションとしての銘仙」
8月30日 「第37回 GID.JP フォーラム IN 東京」(東京:南部労政会館)講演
 「徹底討論 どうなる? 性同一性障害 ー歴史的観点からー」
10月17日 多摩市民館 男女平等推進学習「男らしさ 女らしさってなに?」
(第1回)講演 
 「ファッションとジェンダー」
10月28日 早稲田大学教育・総合科学学術院「文学批評理論Ⅱ」(和気一成准教授)ゲスト講義
 「『性』を考える ―トランスジェンダーと同性愛を中心に―」
10月28日 早稲田大学教育・総合科学学術院「英米文学語学演習」(和気一成准教授)ゲスト講義
 「私の軌跡 ―新宿歌舞伎町の女装ホステスからトランスジェンダー研究者へ―」
11月15日 NPO法人 関西GIDネットワーク 第2回市民フォーラム(大阪:梅田ガクトホール)
 「日本のトランスジェンダーの歴史 ー仏教との関連を中心にー」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-11-26-2

9月25日~12月18日 関東学院大学「セクシュアリティ論」)講義(12回)
9月29日~12月22日 都留文科大学「ジェンダー研究1」講義(12回)
12月9日~16日 早稲田大学基幹理工学部「越境する文化」講義(2回)     

【コメント・紹介記事など】
7月27日 「おしゃれにリスク回避 ―ガウチョパンツは非モテ―」
(『AERA』2015年7月27日号)
8月 里中高志「日本独自の異性装は神性の証し マツコで考える女装の正統性」
(『月刊サイゾー』2015年9月号 特集「マツコ・デラックス」)。

【参照】
2015年(上半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-07-19-1
2014年(下半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-12-27-2
2014年(上半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-07-31-1
2013年(下半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2013-12-29
2013年(上半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2013-07-06
2012年(下半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2012-12-29-2
2012年(上半期)の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-3
2011年(下半期)の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-2
2011年(上半期)の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-1
2010年の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26

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