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銘仙図鑑(43)黒地に白・赤・黄色の幾何学模様の銘仙 [銘仙図鑑(新規)]

9月28日(月)

銘仙図鑑(43)黒地に白・赤・黄色の幾何学模様の銘仙 
銘仙43-1.jpg
銘仙43-2(2).jpg
【番号】 043
【名称】 黒地に白・赤・黄色の幾何学模様の銘仙
【色柄】 黒地に白、赤、黄の3色で幾何学模様(長いコの字形)を織り出す。
     白・赤ほぼ交互にアクセントとして黄色を入れる列と、やや小さめで白を基調にときどき赤・黄色を入れる列とが、緩い折れ線状の黒地を隔てて向き合う。
漆黒の地に同じ図柄がリズミカルに反復するデザインと、併用絣特有の鮮やかな色味が強い印象を与える。
     やや織ずれが大きいが、織自体はきわめて緻密で上質。
     アール・デコの影響を強く受けた銘仙の典型的な作例。
【技法】 平織、経糸・緯糸捺染の併用絣。
【産地推定】 伊勢崎(群馬県)?
【年代推定】 昭和5~10年(1930~35)??
【所蔵者】 三橋順子
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↑ 列による図柄の大きさの違い
銘仙43-4(2).jpg
↑ やや織ずれがあるが併用絣の特色がよくわかる
銘仙43-5(2).jpg
↑ 黄色がアクセントとして効いている。
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