SSブログ

若者4割「恋人欲しくない」 [現代の性(一般)]

6月22日(月)

これから講義で扱うテーマと関係するので」メモ。
男性の収入と婚姻率の強い相関についてはデータ的に知られていたが、「恋人ほしいですか?」と収入の多寡がこれほど関連するとは・・・。

昔は、お金がなくても恋愛している若者はたくさんいたと思うが。

恋愛と結婚が直結する傾向がますます強くなっているので、結婚と収入が連関する結果、恋愛と収入も連関することになるのだろう。

こういう調査結果を見れば、少子化対策として何が有効かはわかると思う。
言うまでもなく、若者の正規労働化と、それによる収入増を推進するしかないのだが、政府は真逆の政策を取り続ける。

-------------------------------
少子化白書:若者4割「恋人欲しくない」
001.jpg
↑ 結婚・家族形成に関する意識調査

「今、恋人が欲しいですか?」の問いに若者の約4割がNO−−。結婚適齢期の20〜30代を対象にした内閣府の意識調査で、未婚で恋人のいない男女の37.6%が「恋人は欲しくない」と答えたことが、22日に閣議決定された少子化社会対策白書に盛り込まれた。4年前の同種調査より上昇傾向がみられ、男女ともに“草食化”“絶食化”をうかがわせる結果となった。

調査は「結婚・家族形成に関する意識調査」。全国の20〜39歳の男女7000人を対象に、昨年12月から郵送で実施。2643人から回答を得た。

「恋人は欲しくない」と答えた未婚で恋人のいない人の割合は、男女別でみると、女性が39.1%と男性の36.2%を上回った。年代別でみると男女とも30代よりも20代の方が恋人が欲しくない率が高く、男性20代は39.7%、女性20代は41.1%に上った。

収入別では、男女とも収入がない層は約半数が「欲しくない」と答えたが、収入が高くなるほど恋人が欲しい率が高まり、男性は年収400万円以上で79.7%、女性は200万円以上で70.7%が「欲しい」と回答した。

「恋人が欲しくない」とした人の理由(複数回答)は、多い順に「恋愛が面倒」が最多で46.2%、次いで「自分の趣味に力を入れたい」(45.1%)▽「仕事や勉強に力を入れたい」(32.9%)▽「恋愛に興味がない」(28%)だった。

4年前の同種調査は統計処理の方法がやや異なるため、単純に比較はできないが「恋人が欲しくない」とした人は31.6%で今回より6ポイント低かった。

白書は、子育て支援のみならず、結婚についての情報提供など、きめ細かな少子化対策の推進が必要としている。【山田泰蔵】
.
『毎日新聞』2015年06月22日 10時58分(最終更新 06月22日 11時34分)
http://mainichi.jp/select/news/20150622k0000e040121000c.html?fm=mnm
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0