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一方的に「性同一性障害」にされる事例 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

2月8日(日)
都留文科大学の「ジェンダー研究1」のレポートを読んでいてメモ(その3)。

ある男子学生が、取材してきた話。
子供の頃から女の子が好きな女子。
高校時代(制服なし)、ボーイッシュな服装で通学していたら職員会議で問題に。
養護教員に呼び出されて「職員会議で性同一性障害の説明をしておいたから、とりあえずは大丈夫でしょう」と言われる。
他人にいきなり自分を規定されることに戸惑いと不快感を感じた。

簡単なライフヒストリーを読む限り、たぶん、性同一性障害でなく女性同性愛(レズビアン)で収まる事例だと思うが、現在(正確には数年前)の学校では、こうやって一方的に性同一性障害にされてしまうという事例。

学校現場に文部科学省が「性同一性障害」についてだけ通達し、より数が多い同性愛を含むセクシュアル・マイノリティ全体についての対応が皆無なことが招いた事態。

こうした事態に、日本の同性愛者たちはなぜ無関心なのだろうか?


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