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非電化の私鉄 関東鉄道 [日常(子供・鉄道)]

1月10日(土)
「つくばエクスプレス」の守谷駅は「関東鉄道・常総線」と立体交差する場所に設けられている。
P1190174.JPG

「つくばエクスプレス」の守谷駅のデッキから関東鉄道の線路を撮影。
P1190172 (2).jpg
地形の変化が少ない関東平野に敷かれた線路なので、真っ直ぐなのはともかくとして、何かが違う。
ちょっとの間、「なんだろう?」と考えて・・・、
「ああ、架線がないのだ!」
地方ローカル線だと非電化(気動車)は珍しくないが、東京近郊の私鉄で非電化は珍しい。

ちょうど取手行が出発したので撮影。
P1190173 (3).jpg
↑ 関東電鉄キハ2300型。パンタグラフが無いので屋根上がすっきり。

もっとも、守谷市のあたりは、「つくばエクスプレス」が2005年に開通して急速に「東京近郊」化が進行したわけで、それまではまぎれもなく「地方」だったわけだが。

関東鉄道は、1913年(大正2)11月1日に 取手 ~下館間を開業させた「常総鉄道」に始まる茨城県を地盤とする古い私鉄。
かっては、常総線(取手駅 ~下館駅間、51.1km 25駅)、竜ヶ崎線(佐貫駅 - 竜ヶ崎駅間、4.5km 3駅)、鉾田線(石岡駅 - 鉾田駅間、26.9km。1979年に鹿島鉄道として分社化。2007年に廃止)、筑波線(土浦駅 - 岩瀬駅間、40.1km。1979年に筑波鉄道として分社化。1987年に廃止)の4路線を擁していたが、現在は、常総線と短い龍ヶ崎線のみ。

私が子供の頃は、故郷の秩父鉄道(埼玉県)と相模鉄道(神奈川県)と並んで、「関東三大中小私鉄」(←言葉に矛盾があるように思う)と言われていた(相鉄は、いつのまにか「大手」になってしまった)。

私の父方の先祖は常陸下館藩なので、祖父の墓がある菩提寺も下館にある。
昭和18年(1943)に戦死した祖父の三十三回忌(1978)に下館に行ったときは、東京から国鉄東北線で小山(栃木県)に行き、そこから国鉄水戸線に乗り換えて下館に行ったので、関東鉄道にはいまだに乗ったことがない。
いつか暇になったら、取手から関東鉄道に乗って下館まで行ってみたい。

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