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9月22日(月)「奈良時代政治史」の最終講義―20年240回の大団円― [お仕事(古代史)]

9月22日(月)   晴れのち曇り   東京   27.2度   湿度49%(15時)
7時20分、起床。
シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて頭頂部で結び、シュシュを巻く。
朝食は、グレープフルーツ・デニッシュとコーヒー。
8時、化粧と身支度。
黒地に茶と白の花柄のロングチュニック(3分袖)、黒のレギンス(5分)、黒のサンダル、茶色のトートバッグ。
9時、家を出る。
東急東横線から東京メトロ副都心線に入り新宿三丁目駅で下車。
地下道を歩き、JR新宿駅東南口に出て、JR中央線に乗り換えて吉祥寺駅へ。
公園口から歩いて産経学園(吉祥寺)へ。
P1120234 (2).JPG
↑ このビルの5階にある。
P1120233 (2).JPG
↑ 今日が最終講義なので、写真を撮った。

10時30分、「史料でたどる奈良時代政治史 」の講義。
最終講「平安遷都への道」の3回目、そして最終講義。
平安遷都の詔に続いて、新京を「平安京」と号する詔を読む。

『日本後紀』(逸文)延暦13年(794)11月丁丑(8日)。
詔す。云々、此の國、山河襟帯にして、自然に城を作す。斯の形勝に因りて、新號を制すべし。宜しく山背國を改めて、山城國と爲すべし、子来の民、謳歌の輩、異口同辞して、號して平安京と曰ふ。

1994年10月、神亀元年(724)の聖武天皇の即位から始めた「史料でたどる奈良時代政治史 」の講義、20年240回で、ついに平安京に到達。

最後に平安京出迎えた最初の正月16日の「踏歌の節会」で唄われた新京を寿ぐ漢詩を読み、はやし言葉の「新年楽、平安楽土、万年春」の寿詞で講義を終える。

20数名で始まったこの講座も、受講生の方が徐々に逝かれて最後は3人。
最後まで聴いてくださった方に「長い間、ほんとうにありがとうございました。どうかお健やかにお過ごしください」と挨拶。
20年の歳月を思うと、感慨無量。
20年続いた講座もそう多くないだろが、なにしろ14年は男性講師、6年は女性講師、そんな例はほとんどないだろう。

新宿の教室が廃止になったとき、快く引き受けてくれた所長さんに挨拶。
12時05分、辞去。
(続く)

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