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十和田湖、1日で地震800回 [地震・火山・地質]

1月29日(水)
7年ほど前に行ったことがあるが、十和田湖はじつに美しい湖だ。
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青森・秋田県境の十和田湖は、日本で12番目の面積で、本州最大のカルデラ湖である。
(北海道の屈斜路湖、支笏湖、洞爺湖に次ぎカルデラ湖としては日本4位)
カルデラ(caldera)とは、大規模な噴火で火山灰、火砕流、軽石、溶岩などの「火山噴出物」が大量に噴出し空洞化した地下のマグマ溜まりが陥没して形成される(陥没カルデラ)。
そうしてできた大きな凹地に水が溜まったのがカルデラ湖である。
陥没カルデラを形成するような噴火は、一般的な火山噴火に比べたらきわめて大規模なもので、巨大噴火と言っていい。
十和田カルデラは、約3万~2万5000年前の十和田火山の大噴火と陥没(第一カルデラ)によって形成され、1万3000年前の噴火の火砕流は青森市付近まで到達している。
十和田火山は、歴史時代になっても活動を続け、平安時代中期の915年(延喜15年)に大噴火を起こしている。
このとき噴出した毛馬内火砕流は火口から周囲20kmを焼払い、この噴火は過去2000年間、日本国内で起きた最大規模の噴火とされる。
ということで、十和田湖は美しいが油断ができない火山なのだ。

海溝型巨大地震の後、その内側(大陸側)の火山フロントが活性化することは、よく知られている。
なので、2011年3月11日のの東北太平洋沖大地震(M9.0)の後、東北地方の火山に注目が集まったが、幸い今のところ噴火した火山はない。
しかし、一般論的には、東北地方の火山活動が活発化してもおかしくないわけで、今の静かな状態が今後も続くとは私には思えない。
そういう意味で、十和田湖の群発地震は不気味だ。
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カルデラ湖の十和田湖、1日で地震800回
仙台管区気象台は、十和田湖で27日に地震活動が活発となり、800回以上の地震が発生したが、28日には減ったと発表した。

同気象台は「付近の地殻変動に変化は見られず、火山性微動も観測されず、火山活動に特段の変化はない。噴火の兆候も見られないが、今後も注意深く監視する」としている。

同気象台火山監視・情報センターによると、十和田湖は火山噴火でできたカルデラ湖。27日午前10時頃から、十和田湖のうち、中湖なかのうみ付近の深さ4~7キロ・メートルを震源とする地震が増え始め、午後5~7時には1時間あたり100回以上を観測した。周辺住民への聞き取り調査では、体に感じる震度1~2相当の揺れがあった。地震の発生は徐々に落ち着き、28日には1時間あたり1~10回ほどに減った。

『読売新聞』2014年1月29日17時30分
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20140128-OYT8T01431.htm
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コメント 4

ばたふらい

あの…
十和田湖は、青森県と秋田県の県境にあるのだと思いますが…。
秋田県出身なので…言わずにいられませんでした。
失礼しました。
by ばたふらい (2014-01-30 08:22) 

三橋順子

ばたふらいさん、いらっしゃいま~せ。
あっ、失礼しました。
鹿角町は秋田県ですよね。
明け方に書いたので寝ぼけてました。
by 三橋順子 (2014-01-30 14:14) 

hk 


小笠原諸島の西之島新島、御嶽山の噴火など
地殻変動が起きているようですが、

十和田湖の地下の群発地震も、もしかしたら、
噴火の兆しかもしれませんので、
警戒しなくてはなりませんね。

            by h.k
by hk  (2014-09-28 12:46) 

NO NAME

hkさん、いらっしゃいま~せ。
幸い、現在は十和田湖は静まっています。
しかし、東日本太平洋沖大地震以降、東日本の火山はずべて要注意です。
by NO NAME (2014-09-28 17:57) 

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