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世界陸上女子マラソン、福士選手が笑顔の銅メダル [スポーツ]

8月10日(土)
世界陸上女子マラソンで、福士加代子選手が銅メダル、木崎良子選手が4位入賞の大健闘。
女子マラソンでのメダル獲得は、2009年ベルリン大会銀の尾崎好美選手以来2大会ぶり11人目。
金(二連覇)のエドナ・キプラガト選手(ケニア)、銀のストラネオ選手(イタリア)とは大差だったが、これは人種的な運動能力の違いを感じた。
あの走りは日本人には無理だ(高橋尚子は超人だから別)。

福士選手は、トラックの長距離では国内に敵なしの「女王」だったが、世界ではアフリカ勢の厚い壁の前に通用しなかった。
(世界陸上2009ベルリン大会の10000m9位がベスト)
マラソン転向後も、後半にスナミナ切れで急ブレーキを起こすレースが続き、やはりマラソン向きではないのではという声が強かった。
そうした中で、トレーニングでマラソン適性を徐々に高め、今日のレースのように後半の粘りを身に着けた。
ゴールした後のはじけた笑顔と、いつものことながら型破りなインタビューが印象的だった。
努力が形になって実るという瞬間、ほんとうにすばらしい。
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木崎選手も、高い気温の中のレースで痙攣をおこす選手が続出する状況で、最後までよく粘った。
メダルには届かなかったが、16位(それでも日本選手最上位)に終わったロンドン五輪の無念ははらせたのではないだろうか。
しばらく低迷していた日本の女子マラソンも、3、4位のダブル入賞で、また勢いが戻ってくるだろう。

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