SSブログ

3月14日(木) 論文の加筆作業 [お仕事(執筆)]

3月14日(木)  雨のち晴れ  東京  14.3度  湿度48%

明け方、地震で目が覚める。
揺れが長かったので不安になり、起き出して震源などをチェック。
---------------------
14日05時03分頃、震源地は千葉県北西部(北緯35.6度、東経140.2度)、
震源の深さは約80km、地震の規模はM4.6
東京都心部並びにウチ(川崎市中原区)の震度は2。
---------------------
体感は2と3の中間ぐらい。
たいしたことがなくて、よかった。

2時間半ほど起きて「日記」を書くなどした後、眠くなりベッドへ。
どうも窓に当たる雨の音が変だと思い、窓を開けて確かめると霰混じりだった。
3時間ほど眠る。

11時、再起床。
朝食は、オリーブ入りパンとコーヒー。
シャワーを浴びて、髪をポニーテールに束ねる。

午後は、5月に平凡社から刊行予定の論集『性欲研究2013 エロッティック・アジア』に掲載される論文「中国の女装の美少年『相公』(シャンコン)と近代日本」の初校ゲラの校正作業。

まず、訂正箇所の入力作業。
続いて、加筆にとりかかる。
締め切りが重なったぎりぎりの状況で急いで書いた原稿なので、書き込みが粗い。
10か所ほど加筆する。

とくに、今まであやふやだった相公の起源については、かなり有力な説が見つかり、紹介することができた。
これは中野江漢『支那の売笑』(支那風物研究会、1923年))にある説で、18世紀後半に乾隆帝が南方順幸の折に気に入った江南の俳優たちを北京に連れ帰り、その後、皇帝の庇護を失った俳優たちの中から男色を鬻ぐ者が現れたのが相公の起源であるという。
相公と演劇の密接な関係を考えれば、説得力がある。

同時に、相公の風俗が北京固有のものではなく、江南地方から移入されたものであることもはっきりしてきた。
このことは、相公の卵(相公に育成される少年たち)が、江蘇・浙江方面から買い取られてくることとも符合し、相公江南起源説がほぼ固まった。

加筆は、文字数にして約2000字ほどだが、いろいろ調べながら書いたので午後だけでは終わらず、夜中までかかる一日仕事になってしまった。furni

夕食の支度。
サーモンマリネのサラダを作る。
001.JPG
パートナーが買ってきた生牡蠣。
003.JPG
南伊豆で買ってきた鯵の干物を焼く。
004.JPG
いずれも美味。

夜中も、論文の加筆作業。
なんとか納得がいくレベルになった。

お風呂に入って温まる。
就寝、5時。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0