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古い写真帳から(1993年9月 エリザベス会館・伊香保旅行) [古い写真帳から]

1月27日(金)
多忙でしばらく休んでいた古い写真のデジタル画像化作業。
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群馬県伊香保温泉の「ホテル轟」で。
どう見ても「クラブ王宮」のホステスだけど、実は宿泊客。
これから仲間でカラオケ大会。

当時在籍していた、女装クラブ「エリザベス会館」の伊香保温泉旅行。
初めての女装一泊旅行で楽しかった。
同時に女装クラブという場で女装していることの違和感をはっきり自覚した旅行だった。
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見学したこけし人形の工場で(ぜんぜん記憶がない)。
大きな物体を背景に撮ると、大柄の私も小さく写るというテクニック。
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帰り道に立ち寄った高崎あたりのお土産物屋さんで。

この前月の「全日本写真女装コンテスト」で2年連続の最多得票特別賞、2度目の準グランプリを獲得して、ずっと抱いていた容姿コンプレックスが他者からの評価の積み重ねでようやく和らぎ、「女」として世の中に出ていくことに少しずつ自信が持てるようになった頃。

今になって思うと、MtF(Male to Female)の場合、自分の容姿に自信がもてるようになることが、「女」としての自己肯定につながると思う。
そして、それが社会の中で他者から女性として認識される性他認の獲得につながっていく。
そのためには、化粧のテクニックをしっかり身に付けること、自分の容姿を磨く努力を怠らないことが大事。

性器の形を変えることばかりが重視され、MtFが容姿を磨くことが軽視される現代の性別移行の在り方は、どこかおかしいと思ってしまう。

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コメント 2

真樹

おお、これは・・・
仏領サハラの某所で営業中の在サハラの日本人のための酒場某での営業中のお館様(1936年?)のようすで
すニャ・・・。と書くつもりでしたが、何と1993年の伊香保温泉でしたか・・・W
by 真樹 (2013-02-02 23:25) 

三橋順子

真樹大姉様、いらっしゃいま~せ。

そう言えば、1930年ごろ、仏領サハラのカサブランカで阿漕な商売をしている日本人商人がいると聞き、パリの日本大使館から私が調査に赴いたところ、大姉様が「子猫」の闇貿易をしていたということがありましたね。
by 三橋順子 (2013-02-03 01:38) 

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