SSブログ

神田神保町「スヰートポーヅ」の餃子 [日常(料理・食べ物)]

1月9日(水)
(続き)
夕食は、神保町・すずらん通り沿いの「スヰートポーヅ」で買ってきた餃子。
020.JPG
「天津風餃子」専門のこの食堂は、今から40年近く前、大学浪人時代の私が駿河台の予備校に通っていた頃に、ときどき食べに行った店。

開店は1936年(昭和11)、今年で創業77年という老舗、祖父→父→子と継承して現在のご主人は三代目だそうだ。
ただ、店舗面積は11坪、席数は26席という狭いお店で、混雑していることが多く、たいてい小さなテーブル(4人かけ)でおじさんたちと顔を突き合わせての相席になる。
男性時代はともかく、今の私だと一人ではちょっと1人では入りにくい。
こんなの(いちばん下の写真)と相席になるおじさんも嫌だろうし・・・。
で、しばらく行ってなかった。

ここの餃子は64個を一度に焼く。
小皿8個、中皿12個、大皿16個という具合で、注文は4個単位。
焼き上がりを10分程待って、20個包んでもらう。
1200円なので1個60円計算。
001.JPG
箸袋には「天津風餃子 包子(パオズ)」「神保町鈴蘭通りスヰートポーヅ(是味多 包子)」と書いてある。
003.JPG
↑ 餃子の皮の両端が開いているのが特徴。
皮は厚めでやわらかい。
餡はお肉たっぷりにキャベツと生姜で、ニンニクは使っていない。

今時流行のバリッと硬焼きで、中から肉汁が溢れるような餃子が好みの方には、まったく受けないと思う。
でも、これが創業以来77年、頑固一徹ほとんど変わらない、この店の餃子なのだ。

私にとっては、青春の思い出の味、久しぶりに食べて懐かしかったし、おいしかった。
でも、本音を言えば、お店で焼き立てを食べたいなぁ。
021 (2).jpg
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

Gen

なんかここ、見たことあります。
入ったことはなかったけど。
今度買ってみようかな。
行きつけを失うのは寂しいですね。
トランスした先生を、マスターは気がつかなかったでしょうか・・・?
by Gen (2015-09-24 01:52) 

三橋順子

Genさん、いらっしゃいま~せ。

すずらん通りの白山通りよりです。
小さいお店だけど、黄色の看板はよく目立ちます。
本文に書いたように、かなり独特な餃子です。

店主は調理場から出てきません。
接客は、おばちゃんです。

ちなみに、その後(今年6月)に30年ぶりくらいに、お店で食べることができました。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-06-06-1

by 三橋順子 (2015-09-24 02:12) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0