2012年（下半期）の仕事

2012年（下半期）の仕事

９月中旬～12月初にかけて、論文、論考を５本執筆しました。
（１）「（講演録）『男の娘（おとこのこ）』なるもの―その今と昔・性別認識を考える―」
　　　（駒沢女子大学・日本文化研究所『日本文化研究』）
　　　　２００００字
（２）「『台記』に見る藤原頼長のセクシュアリティの再検討」
　　　（国際日本文化研究センター「日記の総合的研究」共同研究会の論集）
　　　　１４０００字
（３）「強豪力士は女だった！？　―鹿児島県出水市加紫久利神社の石燈籠をめぐる説話から―」
　　　（都留文科大学ジェンダープログラム７周年記念論集『ジェンダー研究で拓く共生社会』 論創社）
　　　　１４５００字　
（４）「中国の女装の美少年『相公』と近代日本」
　　　（平凡社『性欲研究２０１３』）
　　　　１６２００字
（５）「性と愛のはざま－近代的ジェンダー・セクシュアリティ観を疑う－」
　　　（岩波書店『講座　日本の思想　第５巻　身と心』）
　　　　１９８００字
約２か月半、書き続けて、５本合計８４５００字（400字×211枚）、心身ともにボロボロになりましたが、来年（2013年）、続々と形になるはずです。
来年は、いよいよ（と言うかやっと）『「性なる場」の記憶－昭和期の「性」と社会－』の執筆に取り掛かるつもり。

ゲスト講義は、恒例の早稲田大学（木村ゼミ）に加えて、和光大学、東京大学（駒場）に呼んでいただきました。
栃木県人権教育研修会で、児童・生徒の「性」に関心がある学校の先生方に性的マイノリティと学校教育の問題についてお話できたのも、有意義でした。
ただ、10月中旬の、札幌の国際シンポジウムでコメンテーターをした翌日に京都で研究報告というのは体力的に辛かったです。
もうこういうハード・スケジュールはやりたくないです。

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【執筆】
12月21日　『週刊金曜日』925号（2012年12月21日・2013年1月4日合併号）
　　　　　　「民主主義を考えるネタ　２０人が選ぶ１００冊」

【講演・講義・研究報告】
７月９日　早稲田大学教育学部「英文学と映画とジェンダー」（木村晶子教授）ゲスト講義
　　　　　「性を考える－トランスジェンダーと同性愛を中心に－」
７月３日～17日　明治大学「ジェンダー論」講義（３回）
７月５日～19日　東京経済大学「ジェンダー関係論」講義（３回）
８月９日　栃木県人権教育研修会（栃木県宇都宮市）講演　
「性的マイノリティと人権 ―性の多様性を考えるー」
９月１日　関西性慾研究会（2012年第４回：京都・井上章一先生室町別邸）研究報告
　　　　　「女装ダンサー、ジュリー・アリンダの新収集資料」
　　　　　「（資料紹介）鎌創助『漫画孝現学　男娼のモリモリ」
９月29日　和光大学「性とジェンダーＢ」ゲスト講義
　　　　　「性の多様性を考える」
10月２日～12月18日　都留文科大学「ジェンダー研究１」講義（12回）
10月20日　北海道大学応用倫理研究教育センター　国際シンポジウム
　　　　　　「異性装とパロディー自己と文化の多様性ー」コメンテーター
10月21日　国際日本文化研究センター「日記の総合的研究」共同研究会　研究報告
　　　　　　「『台記』に見る藤原頼長のセクシュアリティの再検討」
12月６日　サステイナビリティ・オランダゼミ　講演
　　　　　　「トランスジェンダーとテレビ・メディア　ー操作されるイメージー」

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【テレビ・ＤＶＤ出演】
９月19日　ＤＶＤ「ジョージ・ポットマンの平成史　Ｖｏｌ．３」（ポニーキャニオン）PCBE-12011
　　　　　「ジョージ・ポットマン教授・スペシャル対談」ゲスト

【その他】
11月20日　　映画「僕の中のオトコの娘」公開記念イベント「オトコの娘サミット」
トークライブ＆審査員

【参照】
2012年（上半期）の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-3
2011年（下半期）の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-2
2011年（上半期）の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-1
2010年の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26